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この頃、周りの同世代の事より周りの大人にどう思われてるかの方が重要だった気がする…
そして初めての運動会がやってきた…
しかし足に障害をもってた僕
当たり前だが参加を阻止される
だけど僕は参加したくて得意のわがままを貫いて参加する
ギプスをはめたままでの駆けっこ
玉転がし
玉入れ
鼓笛隊すべてを堪能した
その時今でも忘れない…
僕と同じで足の悪かった園長先生が感動してほめてくれた
この事は一生忘れないだろう
この運動会
本当だったらシングルマザーで寂しい思いをするはずだった僕だが
母に母の兄夫婦
おじいちゃんにおばあちゃん
みんな参加してくれてめちゃくちゃ楽しかった
父親の居ない事なんて何も不満に思わない程だった
辛い事も沢山あったのだがそれ以上の周りの愛情に支えられてたのだろう
だけどやはり子供の心は弱いもの…
僕自身も気づかないうちに幼稚園のお絵かきに異変が出始めるのである…
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