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(ん…なんか苦しいんだけど…)
今は朝の6時。
いつもならば開けっ放しにされたカーテンの窓からの光と携帯のアラームで目が覚めるのに、今朝は何故か目の前が真っ暗でその上息苦しいので、煌大の頭はぼ~っとしていた。
(体も動かないし…金縛りにでもあったんかな…)
現在の状況を早く理解したい煌大は、必死に重たい目蓋をこじ開けて、自分に何が起きてるのかを確認した。
「……ンンッ…曖羅ッ…!?」
喋ろうとして口を開こうとした瞬間、曖羅は煌大の口の中に舌を入れてきた。
体が動かないのは金縛りのせいだと思っていたが、曖羅が煌大の上に乗っていて、煌大の手首を押さえてキスをしていたのだ。
「ン…フゥ……ンァ…」
煌大の口からは吐息が洩れる。
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