4.入学式

3/21
前へ
/159ページ
次へ
  「結構時間ギリギリだから早く朝飯食おうぜ。」   「わかってるわよ。女の子は色々大変なんだから先に下行ってて。」   「はいはい。」     煌大はため息をつきながら階段を降りて、リビングへ向かった。     「そんなに大変なら早く起きればいいのに。」   「余計なお世話よ。」     曖羅はいつの間にか慶蘭の制服に着替え終わり、台所の椅子に座って朝食を食べ終えていた。     「早いね…。」   「コウが遅いのよ。それより時間ないんだからさっさと学校行くわよ。」   「わかってるって。じゃあ行くぞ。」     そうして二人は一緒に学校へ向かって行った。  
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

179人が本棚に入れています
本棚に追加