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「心配しなくても俺には曖羅だけだからさ。妬いてくれたの?」
「なッ!?ち、違うわよ…きゃッ!」
曖羅は真っ赤になって否定したが、煌大にはその姿が可愛いとしか思えず、曖羅をぎゅっと抱きしめたのだ。
「こうやって見せつければ、とりあえずクラスのやつらには俺らが付き合ってるって思ってもらえるだろ?」
「うん…。ありがとう…。」
曖羅は煌大の背中に手を回し、肩に顔を埋めた。
「コウ…大好き。」
「俺もだよ…。」
「さすがにそれ以上はさせないけどね。」
ほっとくといつまでも二人の時間に入っていそうだったので、思わず止めに入ったのは、曖羅の親友の一人の高松 百合だ。
「…相変わらずデカ「いですけど何か?」
「何でもないです…。」
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