4.入学式

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  煌大は百合に睨まれ冷や汗を掻きながら目を逸らした。     「まぁ百合が大きいのは昔からだしぃ、しょぉがないよぉ♪」   「ぅ~…楓までひどいよ…。」     百合の後ろからヒョコッと顔を出したのは笠咲 楓。   曖羅の親友で小さくてとても可愛らしい印象である。     「私ゃ百合や曖羅の可愛らしさが羨ましいよ…。」   「私だって背が高くて綺麗な百合が羨ましいわよ。これで性格がよければ男の1人や2人、軽く寄って来るだろぉに…。」   「同感だな。」   「ウチもぉ♪」     曖羅の言葉に他の2人も同意した。     「けっ!どぉせ私ゃ性格悪いおせっかいばばぁですよ!」     プンプンと怒りながら百合は自分の席へと戻って行った。  
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