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煌大は百合に睨まれ冷や汗を掻きながら目を逸らした。
「まぁ百合が大きいのは昔からだしぃ、しょぉがないよぉ♪」
「ぅ~…楓までひどいよ…。」
百合の後ろからヒョコッと顔を出したのは笠咲 楓。
曖羅の親友で小さくてとても可愛らしい印象である。
「私ゃ百合や曖羅の可愛らしさが羨ましいよ…。」
「私だって背が高くて綺麗な百合が羨ましいわよ。これで性格がよければ男の1人や2人、軽く寄って来るだろぉに…。」
「同感だな。」
「ウチもぉ♪」
曖羅の言葉に他の2人も同意した。
「けっ!どぉせ私ゃ性格悪いおせっかいばばぁですよ!」
プンプンと怒りながら百合は自分の席へと戻って行った。
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