学園へ――

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普通に素で喋ってたよ、俺… 「あー…そのぉ…」 どう言い訳…納得させようか悩む俺 でも、何も出てこないー!! どーしよっ 「でも、俺はそっちで話してもらいたい…」 「えっ?」 「敬語なんかじゃなくて、素の方で話してもらいたい」 俺をまっすぐ見ながら そういうこいつ… 俺は目を離せなくて、相手を見返す 「ダメか?」 あまりにも真剣な顔でそう聞くものだから… つい… 「ダメじゃないけど…」 そう 答えた… 「良かった。なんか畏まった(かしこまった)言い方より、そっちの方が来が楽だし話しやすいから」 あ… コイツの笑顔すっげえさわやか… かつ、優しい… なんか… 泰牙と一緒に居るみたいだ… 「……」 「!?」 .
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