1566人が本棚に入れています
本棚に追加
(鷹Side)
そのあといろいろ話をして、気がついたら校舎入口の前にいた
話もかなり盛り上がって時間が経つのがすごく早かった
「この校舎の5階に理事長室がある。他にも生徒会室があるけど、理事長室は左奥を曲がった所にあるから」
「おう。ありがとな」
車を降りて
窓から顔を出す相手に礼を言い
少し歩いて、運転席の窓を叩き、運転手が顔を出したから礼を言ったら
驚いた顔をして少し固まってから
「いえ、お気になさらないでください」
若い運転手は慌てて言った
なんかよそよそしいのは、きっと俺の姿のせいなんだろうなぁ
少しショック…
「…それじゃあ、また」
俺を乗せてくれた奴の声を合図に車が発車する
すぐに車は角を曲がり見えなくなった
それを見届けてから
この城……ゴホンッいや校舎を見る
とにかくでかい
面構えもなかなかで
本当にどこかの城かよっ!って思う
目の前にはまず階段があって…これもそこそこ長い…その上に入口があった
「…行くか」
.
最初のコメントを投稿しよう!