プロローグ

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  「じゃあ……、つきあってみないか?」 「ええ~急」 「練習っていうのかな、お互い経験値あげるためっていうか」 「……」 「このままだとオレたち、ホントの大事な恋愛してる時にギクシャクするぞ、多分」 「……」 「どう?」 夕暮れの教室に並木をかすめて少し肌寒い風が吹き抜けていく。
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