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「私はアリス・マグハーツ
こちらこそ宜しくお願いします」
「本物のアリスさんをお目にかかれるなんて光栄です!
僕、アリスさんのファンなんです
だってカッコイイし強いし……」
チトレはアリスの自己紹介が終わるなり目を輝かせて喋りだす
「え………あの………」
今まででこう言った人は初めてなのでアリスが戸惑っていると少女が喋りだした
「フフフ…
チトレはいつも『アリスさんみたいに強くなる』って五月蝿くて
まだCクラスなのにね」
「るさいなぁ
レイは少し黙ってくれよ」
「私は本当の事言っただけなのに」
ニヤニヤしながらレイは言った
「…………!」
急にアリスが振り返り背後にあった石像を睨み付けた
「?
アリスちゃんどうしたの?」
「私達の他に誰か来るのか?」
「いや誰も来ないけど………?
どうして?」
「いや誰かが居た気がして」
「気のせいですよ多分
アリスさんもう怖がらそうとしてるんですかぁ?」
「いやそんなつもりは……」
「ま、行きましょ」
アリスが振り返り見た石像から少し離れた所で何者かが3人が入っていくのを見ていた
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