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京介、祐希、裕佳梨の三人で談笑しながら帰ると程なくボロアパートが見えて来た。
京介「俺の家、あそこだから」
裕佳梨「ん?1人暮らし?京介の実家って・・・」
祐希「裕佳梨ちゃん!ちょっと来て!」
裕佳梨が言い終わらない内に祐希が慌てて裕佳梨を引っ張った。
祐希「京介は孤児なんだよ、だから親を知らないんだ」
裕佳梨「えっ!?本当!?」
祐希「ああ、だからあまりその話題を・・・」
京介「祐希、ありがとう、でも俺は気にしないから」
祐希「京介・・・」
裕佳梨「京介、ごめん」
京介「気にしないで良いって」
そうして3人は別れた。
夜もふけ京介が寝ようとした時、不意に窓を叩かれた。
京介「え・・・?ここは二階だぞ?」
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