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ガラガラ…戸を開けて中に入ったとたん…俺は衝撃的なものを見たんだ…
(た…たつきちゃんの…たつきちゃんの胸が…ペッタンコ?!)
その光景とは、たつきちゃんが他の男子と一緒に着替えをしていて、たつきちゃんはバリバリ…俺と同じ体をしていたのだった。
(いやいや!待てよ?あんなに可愛いたつきちゃんが男子な訳が…)
「なぁ?ゲームどこやったっけ?」
(ゲーム?…この声はたつき…ちゃん?たつきちゃんが…ゲーム…ぼぉーい?!ぼぉーい?!)
俺は頭の思考回路がおかしくなり、物と言うものに全て当たり、やっとの思いで戒のもとへ駆け込んだ。
「ぁ!ぁ…あ…か、かいぃ!戒ぃ!!」
「うっせぇ!呼ばなくてもすぐ近くにいるっての…で?どうした?なんか変なもんでも食ったか?」
戒は俺のもとへ来てくれて頭をなでた。
「…が…き…ちゃ…が…!戒ぃ!!」
「がきちやが?は?なんなんだよお前はよぉ?」
なでてくれてたはずの手が俺の頭を叩き、蹴りを一発いれたのだった。
「…ぃった?!まっ!ちょっ!ぐはぁ!?」
しばらく俺は動けなくなった。
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