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クロ「でも今の美紅に罪悪感…ある?」
美紅「……………ッ」
なんでこんなやつなんかに…
するとクロが今にも泣きそうな顔で
クロ「…今まで辛かったんだね…苦しかったんだね…相談もできない、涙も流せない。だって泣いたら相手の思うツボだから。」
美紅「クロ…………!?」
クロ「僕はそんな美紅がほっとけなかったんだ…少しでも笑顔になってほしくて…頼ってもらいたくて、だけど…僕のせいで美紅の人生が変わった…」
クロ「美紅ごめんね…」
ポロッ
美紅「あ……」
堪えていた涙が
床へと零れる。
私の…罪を洗い流すように…
だけど
罪は消えない。
私は……
美紅「……クロ…私を殺して……?」
床に手をつきながら
訴えた。
クロ「…………いいの?」
美紅「…このまま一生罪を背負っていくならクロに殺される方がいい…」
クロの手にナイフ
みんな…ごめんね。
みんなは天国かもしれないけど
私は地獄だ
会って謝りたかったけど
無理だね…
私が変わればよかったんだ。
今更後悔しても
おそいよね
来世にかけてみよう
いままで
ありがとう
さようなら…
ナイフが振り下ろされる
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