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私はそのまま
午後からある
授業を
サボってしまった。
自分に対しての
憎悪、羞恥、苛立ちが
押さえられなくて
とてもじゃないが
まともに授業に
出られる状態ではなかった。
そのまま
やることもなく
ただ
また、あの悪夢のような
日々をおくらなければ
ならないのかと思うと
放心状態だった。
その日は
そのまま家に帰った。
そして自分の部屋へいくと
迷わず手首を切った。
恐怖は無かった。
死ぬ気も無かった。
ただただ溢れる
憎悪を消すだけだった…
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