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痛くない!
クロが痛くないように
してくれたのかな?
片目をそっと
開ける
クロ「…駄目だよ」
美紅「クロ!?」
クロ「死ぬっていうのはね。現実から逃げるのと一緒なんだ…。美紅はただ楽をしたいだけ…罪を自分で見つめ返して反省するべき…だろ!?」
美紅「…クロ…」
また新たな涙が
頬を濡らす。
美紅「うん、ありがとうクロ…私もういちど見直してみるよ!!」
クロ「うん…最後にとっておきの魔法をみせてあげよう」
美紅「とっておきの魔法?」
クロ「これで美紅は人の心を取り戻した。ボクからのプレゼントさ」
ぐにゃ
景色が歪む。
あれ?
なんだか騒がしい…
香織「安崎まじムカつくー。殴らせて?」
か
香織?
美紅「香織?どうして!」
香織「ふざけんなっ!馴れ馴れしく名前呼ぶなよ!!」
美紅「あは…あはははははは!」
香織「なっ…?」
美紅「もう私は弱い私じゃない…もういじめないで?せっかく同じクラスになれたんだから仲良くしようよ?」
香織「はっ!?お前なにゆって…」
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