恐ろしい出来事

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※美紅視点に戻ります 「………美紅…………」 美紅「………え?」 「やぁ。またあったね。」 この前出てきた 変な人………。 美紅「…何か用ですか?」 「フフ…………」 不気味に笑うと こう言いだした。 「良いこと教えてあげようか…? 君は今生死をさ迷ってる。」 美紅「……え」 どうゆう…こと? 美紅「…意味わからない…」 「ハァ…君は何にもおぼえてないの?」 生死をさ迷ってる…? ………!! 美紅「私…リスカしてて……それで…何にも分からなくなって…それで…」 「思い出したようだね」 「今君は病院にいる。でも血が足りないようなんだ。」 美紅「血が足りない!?どうしてッ!?病院って血がいっぱいあるんじゃないの!?」 「ついさっき運ばれてきた患者がいたんだ…。その患者は危険な状態で輸血用の血を全部使って手術したんだ」 「ここまで話したらボクが何を言いたいのか分かるよね。」 私は死ぬ…の? 「おやおや。その顔じゃ自分が死ぬみたいなかんじだな」 こいつッ!
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