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死神「君の手に焼き印を押させてもらう。」
美紅「や、焼き印!?」
あの痛いやつ……?
死神「言っておくけど焼き印を押したらもう、普通の生活には戻れないかもね。」
普通の生活…?
私にとって
普通の生活って
何……?
私にとって
普通の生活なんてない
美紅「…別にいい」
死神「…分かった。覚悟は…「出来てる!!!!」
私は知らず知らずの
内に叫んでいた。
早く契約してしまいたいのかもしれない……
死神「わかった…」
死神は
そっと私の手をとると
自分の手を
押し付けた。
美紅「…ぁ…つ……!!」
手が焦げる…!!
熱い、熱い
死神「…終わったよ。」
私は恐る恐る
自分の手を見た
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