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ガラッ
全速力で教室まで
走った。
そして
勢いよくドアを
開けた。
皆一斉に振り向く。
先生は
体を震わせている。
頭に血管が浮かんでいた。
先生「安崎!!!なにをやっているんだ!?お前は!!完全に遅刻じゃないか!」
先生が私に向かって怒鳴る。
うるさい。
先生「突っ立ってないでさっさと席に座れ!」
美紅「で、でも私の机が…………」
先生「お前の机?それがどうしたんだ?」
先生がひょいっと
指を指す。
え?
なんで?
机がある………
皆がクスクスと
笑っている。
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