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私はハッと
振り向く。
…来た…
美華がきた。
フフ
バ カ な や つ ♪
必死になってキョロキョロ
してるよ。
美華「誰もいないぢゃない!」
美紅「もー遅いよ。み・か・ちゃん」
美華「…え…?」
私はのぼっていた
跳び箱から
トンッと
飛び降りた。
美華「あ、安崎?な、なんでここに?」
明らかに焦ってる
笑えるね。
美紅「あんたばか?
そんなんも分からないワケ?
あの手紙を読んでここにきたんでしょ?ここは人気がないのに私がいるってことは……」
美華「まさか、あの手紙って…」
美紅「そ!私が書いたの。」
美華「そんな…私帰る。」
ショックうけたね。
フラフラと出口の方へ
歩く美華。
この私が
何のために
呼んだと思ってんの?
簡単に逃がすワケ
ないでしょ?
美紅「逃がさないよ♪」
私は倉庫の扉を閉めた。
美華「あんた何すんのよ!?帰るって言ってんでしょ?そこどきなさいよ!それにさっきから何?その態度!誰に口開いてンの?」
あ、キレた。
そりゃキレるか。
ワクワクしてきたのに
いたのが
私だったら…ねぇ。
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