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美華「はぁ?ちょっと待ってよ!どうゆう意味?ワケ分かんないんだけど!」
あはは
焦ってるよ
こいつ!
美紅「だから~、復讐だって!私からあんたへの。」
美華は一目散に
出口のドアに向かう。
美紅「無駄だよ~♪鍵はここにあるからね!」
私は美華にむかって
鍵を見せびらかす。
ここの倉庫に鍵は外側しかないが私が無理矢理内側に南京錠を
付けた♪
だって逃げられたら
元も子もないからね!
美紅「さぁじっくり遊ぼうか!」
私はじっくりの所を
強調した。
美華が青ざめる。
美華「だ、誰か、誰か助けて―!!!」
美華が扉をどんどん
叩きながら
助けを呼ぶ…が
来るわけないっ♪
ここはあんまり
人が来ないんだから!
美紅「さ、始めるよ。紙を引いて?」
私は
優しく言った。
美華は涙を流しながら
一生懸命首を横に振る。
美紅「…引けって言ってるだろ?」
ちょっと怒気を含めてみた。
ビクッと方を揺らして
震える指で
くじを引いた。
美紅「…んっと…泥水を被るだって♪」
美華は声も出ないようだ。
私はあの
クロの鏡を取り出した。
美紅「クロ…泥水をちょうだい。」
すると鏡に美紅の顔ではなく
青いバケツが現れたのだ。
多分バケツの中に泥水が入っているのだろう。
初めてクロに頼んだから
どうやって出てくるのか
分からなかったが
鏡に映るんだな。
って、どうやって
出すんだろ。
クロ「手をいれてごらん?」
鏡から声が聞こえた。
クロだ
美紅「手を入れる…?」
鏡に手を突っ込む。
不思議に貫通した。
逆から出ているのではなく
鏡、クロがいる場所に
通じているようだ。
鏡からバケツを取り出す。
美華「いやぁぁ!止めて!止めてよぉ!!!」
泣き叫ぶ美華。
美紅「私が何度いっても聞いてなかったじゃない!」
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