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美紅「何やってんの?」
私はゆっくり
美華の所へ歩み寄る。
美紅「早く瓦割ってよ~」
瓦がガラッと音を立てて
2、3枚落ちた。
美華は
一向に瓦に近づこうと
しない。
美紅「早くやれよ!!じゃないと本気で殺るよ……?」
低い声で言った。
美華は青ざめていく。
震えだした。
美華「…な…なんで…こんなことすんのよ……!!!!」
…はぁ!?
こいつ
分かってないの?
美紅「復讐。ただこれだけ。」
美華「復讐……!?」
美紅「早くやれって!!!!」
私はポケットから
カッターナイフを取り出した。
それを見た途端
美華は泣き出した。
泣きながら
美華「アンタ、アタシを殺す気?そしたらアンタただぢゃ済まされないわよ!!!ま、安崎にアタシを殺す勇気ないでしょうけど!」
美華はまだ強がっている。
この状態で
こんなこと
言えるのは凄いと
思う。
美紅「いいこと教えてあげようか…?」
美華「…………?」
美紅「香織は私が殺したの♪」
まぁ実際ショック死
なんだけど
私が殺したようなもんよね。
美華「…な…!!!!」
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