1人が本棚に入れています
本棚に追加
ある日、桃色ぞうさんが泣いていると、親友のぞうさんが帰ってきました。
「ねえ、君?桃色のぞうさんを知らないかい?」
親友のぞうさんは尋ねました。
「なにを言っているんだい?僕が桃色のぞうさんだよ!」
桃色のぞうさんはニコニコしながら答えます。
「僕の探しているのは、桃色のぞうさんだよ?君は白いぞうさんじゃないか!」
親友のぞうさんは、涙を流しながら言いました。
桃色ぞうさんは、自分が白くなっていることを知りませんでした。
そして、また泣き出しました。
今度は、二人分の泣き声がします。
親友のぞうさんは、白いぞうさんが泣いてしまい、ビックリしました。
そして、慰めてあげました。
「泣くのはやめて?これを、君にあげるよ。」
最初のコメントを投稿しよう!