桃色ぞうさん

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ある日、桃色ぞうさんが泣いていると、親友のぞうさんが帰ってきました。 「ねえ、君?桃色のぞうさんを知らないかい?」 親友のぞうさんは尋ねました。 「なにを言っているんだい?僕が桃色のぞうさんだよ!」 桃色のぞうさんはニコニコしながら答えます。 「僕の探しているのは、桃色のぞうさんだよ?君は白いぞうさんじゃないか!」 親友のぞうさんは、涙を流しながら言いました。 桃色ぞうさんは、自分が白くなっていることを知りませんでした。 そして、また泣き出しました。 今度は、二人分の泣き声がします。 親友のぞうさんは、白いぞうさんが泣いてしまい、ビックリしました。 そして、慰めてあげました。 「泣くのはやめて?これを、君にあげるよ。」
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