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詞音「山でござるか!!楽しみでござる。」
ニコニコと笑いながら言う詞音・・・
そんな詞音をあきれつつも、忍者だから仕方ないと思う浩であった。
次の日・・・
紅「浩くん、頑張って!!後もう少しだから!!」
そう言った紅は随分後ろにいる浩を見た。
浩「さっきからそればっかだな!!て言うか、普通に登山かよ!?」
車で行くのかと思っていた浩は登山だったのでげんなりしている。
それにしても、詞音の奴は大人しいな・・・
そう思った浩は随分前にいる詞音を見詰めた。
昨日はテンションMAXだったのに、今日は落ち込んで?いるな。
いつもの詞音を想像していた浩はいつもと違う詞音に驚いている。
しばらく詞音を観察していると、思い詰めた顔が晴れ・・・
詞音「・・・さっきから、コソコソと・・・早く姿を表せ!!」
そう言ってクナイを木の影に投げる。
何やってるんだよ!?
突然の詞音の動きに驚く浩・・・
詞音「ムッ!?避けたでござるな。しかし、拙者から逃れると思うな!!」
そう言った詞音は姿を消した。
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