なにはなくとも奇人は必要

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こっからギャグ小説の具体的なアレに入っていきます。 最初は ①強烈キャラ です。 強烈とか言われても…… という方は稲中の前野を思い出してみてください。 もしくはギャグマンガ日和の太子を思い浮かべてみてください。 どっちも知らない人はボビー・オロゴン辺りで結構。 ……つまりそういうことです!! (どういうことだよ) 要するに『言動が極端に変』であることが第一条件です。 ただし、笑える『変わり者』であるためには 世界観や他の登場人物との関連性も考えてキャラを確立させることが重要である……〇か×か? …………。 ブブーッ、ハズレです。 正解は『〇』でしたー。 うざくてすんませんm(_ _)m 世界観に全然合ってない肩書き、なんでその状況でそーいう行動に出る的な思考回路、下っ端のクセに一番偉そう……などなど『意表を突く』ことが割と重要だったりします。 それと同時に変なキャラは『鉄板』でもあります。 つまり設定によっては『意外性』と『よくある』を兼ね備えた最強の武器になりえるのですよ、奥さん!! そして単純に奇行だけ繰り返してもツッコミがいなければ面白さは半減してしまいますぞ? つまり竹田部長とか妹子、さんまさんみたいな人もほぼ同時に登場させる必要があるわけです。 ツッコミキャラは常識人でもいいし、ツッコミも変な人であっても問題はありません。 ただし、変なツッコミキャラはバランスが少し崩れるだけで作品全体に大いなる災いが降りかかるので気をつけましょう。
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