夢と序章

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千夏「実羽には話したと思うけど……私の“過去”の夢」 実羽「…そっか」 そう聞いて、実羽はこれ以上聞いてはいけないと察してくれたのだろう。 口をつむり、微笑んだ。 そんな優しい…実羽が大好きやけど。 千夏「…にしても、何で起こしてくれなかったん?もう夕日見えるし」 窓に目を向けると、すでにオレンジ色に包まれた学校が見える。 外では男子がサッカーやってたりしてるけど…教室には私と、実羽しかいない。 だからゆったり寝れたのか…。 実羽「だって…気持ちよさそうに寝てたもん。起こしたら…悪いなぁ…ってさ」 とことことうちの目の前に現れてきて、可愛らしく微笑む。 この小動物みたいな実羽…可愛すぎる! 私可愛いの大好きだしっ♪
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