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「うおぅっ!」 ガツッ。 太志の声のすぐ後に鈍い音が響いた。 「痛ったぁ~…」 「あ」 「あ。じゃねぇよっ!どう考えてもやりすぎだろっ!」 机の門に頭をぶつけた太志は、頭を抑えながら有希奈に半泣きで詰め寄った。 「ごめんごめんっ。まさかあんなに綺麗にヒットするとは思ってなくてさあ……あははは」 有希奈は乾いた笑いしながら詰め寄る太志をなだめようとしている。 「ったく…お前じゃなかったらキレてるっつの」
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