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聡美は、目を輝かせて私を見る。
「どっちって…。私、双子って
初めて見たからさぁ~。ちょっと
気になっただけで…」
なんだぁ~とつまらなさそうに
聡美は、私の前の席に座る。
「珍しく、涼香が男の子に
興味を持ったと思ったのになぁ~」
「残念でした~。でも、ちょっと
気になるかも。」
その台詞を聞くと、聡美はくるっと
こちらを向き、
「じゃぁ、その気になったら
いつでも云ってね♪
応援するから。」
満面の笑みで私に云った。
…。何か、違うんだけど…
話が違う方向に行きそうだったので
私はあえて何も言わない事にした。
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