《両思い》

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さてと…メール見てみるか。っ!! 「皆には付き合ってる事内緒な??」っときた。 『分かってるよ。』…と送信!!………すると郁也からメールがきた。 「そういえば、さっき言いかけた事なんだったの??」あたしは 『もっと喋りたかったんだ』と送信した。 郁也の反応が分からない。きっと返事を返してくれないだろ-。あたしはそう思っていた。 すると…。メールがきた。 「俺も…美優と…いっぱい話したかった…。」 もう恥ずかしいでしょ?? あたしは、疲れているのか、今日は早く眠りについた。 ------ チリリリ………。起きなきゃな…。眠い。まだ眠気が…。 こんな時お母さんが2階に来て「ほらっ美優!!郁也君が来たわよ。」 『わかるよー…。えっ!?郁也がもう居るの!?』 「今何時だと思ってんのよ。7:15よ」 『え-。あたし…用意してないよ。てかなんで郁也の事知ってるの??』 「当然よ!!ご近所なんだから」 『そっか』 「それより早く用意しなさい!!喋ってないで!!」 『分かったよー』と用意を終えてあたしは家を出た。 『ごめんね-。遅れて…。』 「いいよ…別に…」 あれっ??怒ってるのかなぁ…。あたしが遅れてきたから…。そういえば譲に郁也と行くからって言ってないなぁ。学校に言ったら言おう。 『郁也…怒ってる…??』 「怒ってる…」 『なんで??あたしが…あたしが遅れたからでしょ??』 「違う…昨日…流と喧嘩しちゃってさぁ…。」 『そうなの!?仲直りは!?』 「まだしてねぇよ。学校に行ったら気まずいんだよな…」 『そうなんだ…大喧嘩になんなきゃいいけど…』
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