《ライバル》

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あたしは家に帰ってからずっと黙り込んで家族の会話にさえ、交ざんなかった。 「み-ゆ!!何したの??」 とあたしのお姉ちゃんに言われた。 『……別に』 「なんだよ~感じ悪いなあ…」 『もうっ!!あたしの事はほっといて』 「美優………。」 お姉ちゃん達に関係ないもん。 早速あたしは郁也にメールした。 [今日は勝手にヤキモチ妬いてごめんなさい] ポチッ!! するとすぐに返事が返ってきた。 [なんで謝るんだよ] [だって…] [お前がヤキモチ妬いてたなんて全然知らなかったし] [それより、ヤキモチ妬いたとか気にしないでね] [わかった。] [んじゃ…おやすみ] [おう!!] なんであの時、ちょっとした事でヤキモチ妬いたんだろっ……。
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