《両思い》

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それから昼休みになり郁也の所に行った。 『郁也-。話があるんでしょ?言って』 「うん。屋上で話そ?」 『うん。』 あたし達は屋上に着いた。 『それで質問って何??』 「お前は好きな人っているのか?」 『いるよ』 「誰だ??」 『内緒!!明日教えるから…』 「わかった」 『質問ってそれだけ??』 「うん。お前の好きな人誰かなあって思って」 『そっかあ』 すると郁也はいきなり抱き着いてきた。 『えっと…』 「俺さ…お前が好きなんだ。だから付き合ってくんない??」 『えっ…』 「付き合えよ!!」 すると力強くあたしを抱きしめてきた。 『うん…!!』 力強く抱きしめてきた手が離れ、 郁也の顔がそっと近づく…。 そしてお互い唇が重なった。
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