背徳の闇 執筆中

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「ふざけるのも大概にし…‥ぐぁっ!!」 「ふ…闇の世界へ連れて行ってやろう…」 スコールが一撃を繰り出すより先にセフィロスの拳がスコールの細い体へめり込む。 苦しそうな声を上げて、スコールの体は地面に倒れ込み、意識はブラックアウトした―― ――冷たい ――寒い 「っ……こ‥こは……」 スコールが目を覚ましたのは、真っ暗な空間だった。 先ほど、ティーダやジタンと共に野営をしていた場所とは明らかに違う。 カオスの気で満たされたそこは、360°見回しても、ただ闇しかなかった。 そのうえ、孤独ということがスコールを更に追い詰める。 ――そうか…俺はアイツに…―― 痛む腹をおさえつつ、ガンブレードを支えにしてヨロヨロと立ち上がる。 ――とにかく進んでみるか…――― 「ハァッハァ…ハァッ……クソッ!!」 進んでも進んでもあるのは闇ばかり。 壁も何もない。 だんだんとイライラ、孤独感が募り、気がおかしくなってくる NEXT
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