背徳の闇 執筆中

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「解…放……。」 「ククッ……そうだ…私の言うことをやり、忠誠を誓えば……解放してやらんこともない……」 「っ!……誰がカオスに屈するか。殺されなくなきゃ早く出方を教えろっ!!」 「そうか……それは残念だ……」 そう言うと白銀の長髪を揺らしてセフィロスはスコールに背を向け、闇に向かって歩き出す。 「!!おいっ!待て!!……くっ」 慌ててスコールは白銀に向かってブリザガを放つが当たったような音はしなかった。 また、一人になった。光 恐い 恐い 恐い 恐い恐い恐い恐いっ――――!!!! 一人がこんなにも恐ろしいと感じたことがあっただろうか。 気配を消して歩くのなんてとっくに辞めた ガンブレードの剣先は足元の闇を叩く もう自分が歩いているのか、地面にいるのか空中にいるのかわからなくなっていた。 頭がおかしくなりそうだ。 NEXT
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