背徳の闇 執筆中

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「セフィロス……。頼む、から………出してくれ………っ…」 だんだんと息が詰まる。 どこから敵が来るか分からない恐怖。 ここから出る唯一の手がかり、セフィロスの気配を探しても、もはや激しい焦燥のせいで見つけられない。 「おい……セフィロ…ス?…」 「やっと認めたか。」 スルリと闇から現れたセフィロスを見つけたスコールは激しい怒りと苛立ちを必死に押し隠しながら返答する。 「条件はなんだ…?…」 目の前の希望に目が眩み、思わず聞いてしまった。 逆らえないことも知らずに―――――― 「そこに横になれ、哀れな光……。」 next
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