嫌いなタイプ

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彼女にはほとんど自然消滅になりかけの彼氏がいる。   今日は彼女の誕生日。   例の茶髪の客が食事に誘ってきた。   誕生日も祝ってくれない彼氏…彼女は今日が誕生日じゃなかったら彼の食事の誘いにはのらなかったはず。   待ち合わせの時間に行ったら彼はもう座って待ってた。   コース料理を食べて、たあいのない会話しながらデザートにきた時、そこのマスターが特別に作ってくれたバースディケーキが出された。   彼が彼女の為に前もってマスターにお願いして作ってもらっていのでした。   彼女は感動した。   今まであまり知らない彼を見た目で毛嫌いしてたコトを反省した。   みんなに優しい彼はきっと悪い人じゃないはず。   これからゎちゃんと話しよう。   そしてやっと電話番号とアドレスを教えた。   それから彼と彼女はたまにメールや電話で話するようになりお店でも仲良く話せるようになった。   お互いの好きな人の話をしたりたまに食事一緒にして  同伴してもらったりするようになった。   あくまでも男女の関係ではなく友達として。
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