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「さて、まずは・・・アレはなんて物なんだ?」
「アレ?冷蔵庫って言って食べ物を冷やして保存しておくもの」
そう言うとおもむろに冷蔵庫を開け、中を確かめさせた
「ホラッ♪食べ物が・・・無い!?あんたどうやって生活してたのさ!!?」
「そのおかしさもわからなければどう生活していたかなんて覚えていたらお前なんかきっと招かんさ」
冷たい態度も一切気にとめず
「ん~まぁぁそだねぇじゃぁ他何聞きたい?」
「他か、・・・じゃぁこれはなんだ?」
着替える時に落としたままになっていた物を指さした
「そんなもんなんで男のあんたが持ってんのよ!?」
「おかしいものなのか?」
「まぁ、おかしいよあんたが持ってたら」
「いきなり歯切れが悪くなったな、なんなんだこれは?」
「あんたアタシにそれの使い方教えろっての!!?信じらんない帰るわ」
怒ったような呆れたような顔でモカを見た後帰ろうとドアに手をかけた
「わかった、男が持っていておかしいものならお前にやろう、だから他のものも教えてくれ」
さっきまで不機嫌な様子だった顔はいつの間にか少しにやついていた
「別にいらないけど・・・そこまで言うなら話してあげる」
そして振り返った時にはまたさっきの不機嫌な顔に戻っていた
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