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「自分の情報がありそうなものか・・・・・・これはダメだな」
モカは収納の中をゴソゴソと探している
「あのさぁ~」
「うるさい探し物中だ」
「はぁ~い」
拗ねた様子で聞こえるか聞こえないかの声で呟いた
「まったく私の知ってること聞いた後探した方がいいじゃんか」
呟き終えた途端モカは振り返り
「なんでそれを早く言わない!?話せ」
『まったく自己中だな、まぁ我慢我慢』
「はいはい、何聞きたい?」
「ほぼ記憶が無いんだ、全てに決まってるだろ」
「全部ね、じゃぁこの現状の理由でも話そうかな」
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