224人が本棚に入れています
本棚に追加
昼休み
シロ「ねぇねぇ、クロ~」
クロ「んむぐぅ……………何?」
クロは昼食のサンドイッチを頬張って返事をする
シロ「えへへ~、これな~んだ?」
すると、シロが鞄から何かを取り出す……
クロ「……どっからどう見ても、ネコ耳バンドにしか見えんが……?」
シロ「これ、付けt…」
クロ「嫌だ、めんどくさい、とっとと速やかに家に帰れ、そんなもん学校に持ってくるな。」
シロが言い終わる前にクロは即答する
シロ「え~、い~じゃん別にぃ~、これ付けてよ~☆」
クロ「嫌だ、いっその事ここから飛び降りて頂こうか。」
※ここは屋上
シロ「ちぇっ……せっかく私の作って来たタコさんウインナーあげようと思ったのに……」
クロ「付ける。」
シロ「……本当に?」
クロ「いいから早くしろ。」
顔を俯かせながらクロは、ゆっくりとネコミミ付きヘアバンド装着する……
シロ「ふふっ、似合う似合う、クロはタコさんウインナー好きだもんね♪」
クロ「……ばいい……」
シロ「へ?」
クロの顔が徐々に赤くなっていき、突然……
クロ「私はなにをすればいい?
セクハラか!?私がお前にセクハラされればいいのか!!?
やっぱり胸か!?!!?私のこんな小さい胸でいいのか!!!!!?!?!?
それともっっっ……」
あまりに一気に話し過ぎたせいか、クロは混乱してしまった
シロ「…えっと……写真撮りたいだけなんだけど……あ、はい、タコさんウインナー……」
シロはクロの弁当箱のなかにタコさんウインナーを二つ入れてあげた
クロは顔を赤らめたまま、ちょっと大人しくなった……
最初のコメントを投稿しよう!