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何か気まずい空気が…;;
沈黙が続く中もお弁当のご飯を食べていると
「あ!そういえばさっきの女の子誰なの?」
愛里が突然質問した
てか、余計気まずくなるじゃん;;
「アンタには関係ないよ…」
雅は愛里を見ずにお弁当を食べながら冷たく答えた
さすがの岸本君も苦笑い…;;
「あ、てかさ、月咲って結構モテない??」
岸本君は話題を変えようとしたのかも知れないけどそんな質問??;;
『え、モテないよ;』
実際告白すらされたことないし;;
てか、モテたことないよ!!
「マジで!!俺狙っちゃおうかな~」
岸本君は笑いながら私の手を掴んだ
『え…!!』
━バシッ
「人の女に気安く触んな」
岸本君の手を払って離したのは雅だった
「わりぃ;
冗談だって」
岸本君は苦笑いしながら謝った
「お前の冗談はわかんねーよ」
雅の態度はさっきと変わらないけど
助けてくれたことが嬉しかった…
えへへ、ありがとう雅…
そのあとも愛里と岸本君は盛り上げようと必死に頑張っていた
私はその姿が面白くって笑ってた
あの女の子ことは私からは聞かない…
いつか雅から話してくれるの信じてるから…
「あの人邪魔…」
私のことを睨みつけるように陰から見ていた
その顔は怒りに満ちていた…
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