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教室のドアに朝の女の子がいた
「美咲…」
『え…??』
あの女の子の名前美咲なんだ…
「待ってたんだけど!!」
美咲さんは不機嫌に言った
「だからまた今度って言っただろ?」
雅はダルそうに頭をかいた
「でも、大事な話なの!!」
美咲さんは今にも泣きそうな声で叫んだ
よっぽど大事な話なんだ…
『雅…、私プリント渡しに行くからあの子の話聞いてあげなよ』
笑顔で雅に言った
「雪菜が言うならわかった…
雪菜は下駄箱で待ってて
すぐ行くから」
『うん!』
私は教室を出ようとドアまで行った
ちらっと美咲さんを見ると一瞬横目で睨まれた気がした…
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