第4話~美咲~

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私は下駄箱で雅を待っていた もう30分くらいは待っている でも、私は雅を待った 『雅遅いな…』 その時廊下から足音が響いた 廊下を見ると雅と美咲さんが居た 「雪菜わりぃ!! 結構待たせたよな!」 雅は私に気づき私の側まで来た 『ううん、全然大丈夫だよ』 私は廊下に立っている美咲さんの方を見ると 私達の方は見ないでうつむいていた 「美咲は一人で帰れるだろ?」 雅は後ろを振り向いて美咲さんに言った 「うん、大丈夫」 「じゃぁ校門まで一緒に行くぞ」 雅は下駄箱に入っている靴を取り出し美咲を見た 美咲さんはただ頷いた 「じゃぁここまでな」 約束の校門まで着いてしまった 「雅…話した事考えてね」 「わかった…」 私達は美咲さんの帰る姿を校門で見つめていた 美咲さんから雅の方を見たら… 雅は辛そうな顔をして美咲さんを見ていた
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