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雅の部屋は電気がついていなくって
窓からの月夜の明かりしかなかった
雅は自分のベットに腰をかけ
「お前もこっち座れ」
真っ直ぐした目で私を見た
『うん』
私は頷き雅側まで行き隣に座った
「雪菜、俺に聞きたい事あるだろ…」
『えっ』
私は心の中を見られた感じになりビックリした
「美咲と俺の関係知りたいんだろ?」
雅は落ち着いた口調だった
私は息をのんだ…
「まぁ、お前に美咲と俺の関係言わなきゃ俺の悩み打ち明けられないし」
『悩みって美咲さんの話と関係あるの?』
雅は黙って頷いた…
「雪菜これから話すのは真実だから…」
雅の顔は深刻な顔をしていた
そうとうな話なのかな…
『うん、すべて話して…』
私は真剣な目で雅を見た
「美咲と俺は…
血の繋がった兄妹だ…」
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