第二話

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「ジャーンッ!」 「……何それ。」 「交流会のプリントだよ。 透みたいに身体が不自由な人達が交流する会だね。」 「僕、みたいに……?」 「うん。耳が聞こえない人とか、目の見えない人とか、心臓の弱い人とか、ね。」 「そうそう。八重が学校の掲示板からたまたま見つけてさ。」 「へえ……。交流会、出てみようかな。」 僕は真琴からプリントを受け取った。 「それが良いと思うよ? 透も俺達とか透の母さんとか来ないと暇だから、友達とかつくってみたら?」 友達……か。
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