恋の交響曲３～あの時の約束～

春休み前の日常～皆！久しぶりっ！by千穂

夕方までこいつらがいると言うことは、後は大抵いつも通りの流れだろう。

なんだかんだで、家には美香も光明寺も、更には葵や翔也、そして愛里の全員分の着替えからなにからが揃っているのだから。

ここまで言ったらもう分かるだろう。こいつらは泊まると言うことだ。

あ、１つ言っておくと、実は俺と美香の家の繋がっていた通路は塞いでもらった。
有ったからどうとかでは無いんだが……何か変な感じがしたからだ。

って、そんなことはどうでもいいな。

「とりあえずどうせ泊まるんだろ？なら着替えちゃえよ、楽な格好に」

俺がそう言うと、全員が頷いたので、俺と葵は着替えを持って部屋を出た。

さて、着替え終わったら姉貴に報告してこないとな。