プロローグ

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まあ、そんな話はおいておくとしよう。 高校に入ってから少ししたある日、俺と美香は形だけのデートをすることになった。この時の俺は美香を意識することはなく、ただ短に幼馴染みとしか思っていなかった。 しかしその帰り、俺は美香に告白をされたのだ。なにやら昔の約束を覚えてるか、とか聞かれたような気がする。 いやな、正直に言ってしまえば結構嬉しかったぞ? だけどその時は付き合うとか、そういうつもりは全く無かったから、保留にしておいたんだ。 それからだった。俺が美香を意識し始めたのは。バンド祭に一緒に出たり、体育祭で色々やったり…… そんな過程があった中で、俺たちは文化祭と言う行事を目前にしたんだ。
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