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そう言えば、いつの間にか茶碗とか箸とかも用意されるようになってるな。
最初は泊まるだけだから、割り箸とかそう言うものを使わせてたんだけど。最近になって、茶碗から箸から、更にはコップも用意されているのだ。
「はい、じゃあいただきます！」
「いただきます」
「千穂さん、いただきます」
「いただきますわ」
「いただくとしよう」
俺たちは口々にそう言うと、一斉にラーメンを食べた。
もちろん美味しくないわけがない。ブラコンと言う欠点（？）があるものの、料理の腕は一級品だし、なにより弟の俺から見てもルックスやスタイルは良いと思う。
って……何言ってるんだろう、俺？
そんなことを考えながら、俺はラーメンを食べ続けていた。
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