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私は、父をリビングに放置し、自分の部屋に牛乳とラスクを持って退散した。 父の相手をしていたら、またなにかとんでもない事を言い兼ねないし、 ちょっぴり、一人になって、お見合いについて考えてみることにした。 (私にだって、ちゃんと恋はしたいと思う、 でも、出会いがない、 【それを言ったら、尚更お見合いの動機になっちゃうけど】 …と、とにかく、お見合いは嫌だ、うん。) そろそろ酔いが冷めたかと思ったけど、リビングから父の寝息が聞こえる。 「本当、お母さん大変なのに… お見合いなんて、ふぅ…」 私は、牛乳にラスクを漬けてほおばった。 「うん、美味しい。」 牛乳が着いた口を拭いて、ベットに寝転んだ。
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