一本の電話

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一本の電話

何度、助けてと願っただろう。 何度、許しをこうただろう。 何度、自分を殺そうとしただろう。 果てしない絶望の中、なんど過去に戻れたらと願っただろう。 思えば、あの夜が始まりだったのかもしれない。 僕を苦しめることになった電話が鳴ったあの夜が…
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