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何から何まで
世話かけて
何から何まで
見ていてくれた
馬鹿なことしたって
間抜けなことしたって
優しく笑って
突っ込んでくれる
そんな優しい君に
別れを告げる
これほど辛いことは
今までなかった……
君が居ることが
当たり前だったから……
僕は県外
君は県内
別々の大学で
別々の道を進んで行く
僕と君の道が
交わることは
もう ないのだろうか
感謝の気持ちを示せず
ありがとう も言えず
花一輪さえ 渡せなかった
ただ さよなら と
寂しく言っただけ……
素っ気ない 卒業式
でも 君は笑顔で
またね と返してくれた
本当に ありがとう
僕は
ありがとう さえ言えない僕に
さよなら をして
新な僕を探すよ
君は
君らしく 生きて下さい
これが 最初の
さよなら
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