ツンデレ娘にご用心!?

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そろそろ俺の体質について説明しときます。 俺は【多種多様な種類の娘に好かれてしまう】体質なんです。 そこ、羨ましいじゃねぇーのとか言わないで…。 好かれるのはまぁ嬉しいんですけど…普通の子が良いじゃないですか。 俺が好かれる娘ってのは大体危険な子なんです…。 優希を見ればわかる通り、アレは一種の【ツンデレ】ですよね。 (※ツンデレになってるかはわかりません。←) まぁこの後もまた他の種類の子が出てくるんだろうけれども…そーゆう類(たぐい)の娘に好かれちゃうんです…。 時には命にかかわりますからね…。 なのに、祐は「羨ましい体質」と言うし、砂羽は俺で楽しんでるし…。 俺は一種の不幸体質なんでしょうね…。 「ふぅー…何か俺って色々報われてない気がする」 少しブルーに入ってると予鈴が鳴り、先生が入ってくる。 そのため、俺は自分の席について先生の話を待つ。 そして五分くらいで終わった先生の話。(話す事なんてないんです、お知らせくらいしか) 先生の話が終わったところで1時間目の準備をする。 1時間目は数学。 あまり好きではない教科だが仕方がない。当たらない事を祈るしか。 そして、授業が始まり先生が問題を解かせるために誰かを当てようとする。 俺は当たらない様にうつむいていると。 『じゃあ…この問題を…佐藤君、次の問題は…』 見事に当てられてしまった。 黒板に書かなければいけないらしく、全く考えてなかった問題を書きに席を立ち、黒板の前まで進む。 そして、考える気力も解く気もなかったのでテキトーに書いて席に戻る。 『皆さん、書き終わったみたいですね…えーっと佐藤君がやってくれた問題は…正解。話を聞いてなかったみたいだから当てたんだけど…聞いてたみたいね。次の問題は…』 奇跡的にも解いた問題が当たっていた。 俺は内心驚いてたが、妙に納得していた。 キーンコーンカーンコーン 『はい、じゃあこれで終わります』 その一言を合図に委員長が終わりのあいさつをする。 そして、各自が次の時間の準備をしたり、話をしたりで好きに過ごす。 俺は動くのが面倒だったから席に座ってぼーっとしてたけど。
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