封じた記憶

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次の日僕は言った 「ねぇ母さん何であの人と居るの!?」 母さんは目を見開いていた 『あの人何て言っちゃダメよ……私だけじゃあなたを守れないから』 母さん泣きながら言った何度もごめんなさいごめんなさいって謝りながら 「僕が居なければよかった?」 『そんな事言わないで!』 母さんが声を張り上げるのは初めてだった 『悠斗が居なかったら私は…生きていけなかったわ』 『悠斗は私の支えなの』 「ささえ?」 『そう悠斗が居るから我慢出来る』 『悠斗が居るから母さん頑張れるのよ』 その思いはとても重い事だとこの時の僕は知らなかった
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