封じた記憶

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それから一週間後に母さんは死んだ その日僕はいつもと同じようにドアの隙間から覗いてた あの人はいつも見たく母さんを殴ってた    ・・・ 『誰がお前ら親食わせてると思ってんだ!』     おまえら?    殴らないで!!!   母さんを殴らないで!!! 「やめろ!!!」 『何だその目は!』 「母さんを殴るな!!」 『ダメ……悠斗部屋に戻りなさい』 「ヤダ!ヤダヤダ!!!」 『うるさいガキが!!!俺に逆らうな!!!』 バシン      痛い バシン 痛い 『アナタ!!』 『うるさいこれは躾だ!』 『やめて!アナタ!』 『退け邪魔だ!』 バン ガツン 『ガッ………』 「かぁさ……ん!?」 コイツは母さんを振り払った そして飛ばされた母さんは…     動かなくなった
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